薬物乱用防止研修事業へ参加

[2020年09月15日]

先日、埼玉県男女共同参画推進センターにて「薬物乱用防止指導員研修会」に参加してきました。今年に入ってから薬剤師会の依頼で埼玉県の薬物乱用防止指導員となりました。コロナウイルスの影響により活動がほとんどされない状況でしたが、今回初めて活動に参加したので、活動内容を報告したいと思います。

ここ数年の埼玉県内での全薬物事犯検挙者数は約500人前後でほぼ横ばいで推移しています。その中で「覚醒剤」の検挙数が一番多いのですが、ここ数年「大麻」の検挙数が増加傾向にあり、特に若年層の割合が高くなっています。この背景としては、インターネットを中心に誤った情報(「大麻」は煙草やお酒に比べ害が少ない等)を鵜呑みにして、気軽に興味本位で始めてしまうこと等が挙げられます。このことから「大麻」はゲートウェイドラックとも呼ばれますが、「大麻」で満足しなくなると、より依存性が強い「覚醒剤」や「コカイン」等を求めるようになるため、若い世代に対して薬物に対して正しい知識や、危険な誘いを断る方法等を教える「薬物乱用防止教室」や「街頭キャンペーン」等を今後も継続的に行っていく事が重要になってきます。

なかなか身近ではない話なので、現実感が無いと思われる方がほとんどだと思いますが、実際に今でも現実に起こっている事案です。自分には関係ないとは思わず、日頃から自分の家族・友人と一緒に意識を高めることが重要だと思いました。また薬剤師として、薬物乱用防止教室等に機会があったら是非、講師として参加してみたいと思いました。

コロナ禍の為、ソーシャルディスタンスを保って研修会へ参加
エース薬局 吉川 保雄

調剤部メンバーでの趣味活動報告

先日、調剤部のメンバーと東京都清瀬市にある金山緑地公園の河川敷において、デイキャンプを行いました。コロナの影響でアウトドアが流行っているので、自分たちも乗っかってみました。ワイルドに肉を食べたい方は、豊玉店の小野薬局長までご連絡下さい。