緑町薬局にて東さんの『気軽な手話講座』開催!

[2017年12月08日]

先日、所沢市にある緑町薬局にて手話講座が行われました。この手話講座を始めたきっかけは、緑町薬局に新しく入社された聴覚障害をもつ東さんとのコミュニケーションからでした。話をするのも、話を聴くのも寄り添って丁寧に時間をかけて行わなければ、勘違いおよび思い込み等で調剤ミスにもつながり、一大事になってしまうからです。
また、こうした手話講座を行うことで、聴覚障害をお持ちの外来患者様にも、手話で薬の内容を説明し、より薬への理解が深まると感じた事も手話講座を始めたきっかけの一つです。
今まで筆談でしか通じなかったことが、手話によって、より早く、より親密に会話が出来ると、今回の手話講座を通じて実感できました。

緑町薬局 川浪 明子

緑町薬局 東さんにインタビュー

入社のきっかけは?
子育てと両立できるように自宅から近い、ドラッグストアもできる企業で視野を広げたいと思いました。さらに障害があっても自分の力を最大限生かしたい気持ちが強く、実際にお会いしてオープンな姿勢が感じられたところを選びました。実際に勤め始め、薬局を数年離れている間にジェネリック薬が普及し、知識も薄れてしまっていたことに愕然としています。今、上司や先輩に指導していただきながら、改めて調剤薬局の仕事の面白さ、やりがいを発見しているところです。
ドラッグストアや調剤薬局を幅広く手がけているため、社内で看護師や栄養士他多様な職種と連携して施設や在宅訪問もでき、薬局内で完結せず地域の方ひとりひとりの顔をみて貢献できる会社だと感じています。私も薬局で調剤をすすめるだけでなく、手話を生かして聴覚障害のある患者様に服薬指導ができるよう薬剤師として幅広い知識を身につけていきたいです。