調剤部通信
所沢市および入間市にて お薬相談会実施
皆さん、薬局はどのようなイメージですか?敷居が高くて入れない、処方せんがなければ入れないなどと、行きづらいイメージがあると思われます。
最近ではジェネリック医薬品が出現し、同じお薬でも名前が違う物がたくさんあり薬がわかりづらくなってきています。また実際飲んでいるお薬がどのようなものなのかも分からず服薬をしていたりするケースや、適切な飲み方の指導がされずに最良の治療効果が得られていないケースなどを目にします。
今回の相談会はそのような事柄をお伝えすると共に、皆様が日頃抱く様々な疑問にお答えし少しでも安心してお薬と寄り添うことができるようお手伝いができればと思いお薬相談会を開催致しました。場所は、所沢市狭山ヶ丘のわかさクリニックにある、オレンジタウンのルームをお借りしました。とてもきれいなカフェで居心地の良いリラックスできる空間でした。
ご来場者様は少数でしたが、来場を頂けた方からはとてもたくさんのご相談をお受けすることができ、晴れやかな顔でお帰り頂く事ができました。
特に今回の相談会でお伝えしたかったこと、それは「町の薬局はなんでも相談して良い場所」「相談がてらにお茶を飲みに来るだけでも良い」ということです。気軽に薬局にも立ち寄り、ご利用頂ければ幸いです。
エース薬局新所沢店
大熊 桂人
入間市上藤沢地区にて
お薬相談会実施
先日、入間市藤沢地区地域包括支援センターの依頼で、地元の老人会の方々を相手に、お薬相談会を実施しました。こちらの老人会には以前、お薬の講習会を行いましたが、今回は個別にお薬の事について相談をしてほしいという依頼があった為、実現いたしました。当薬局からは薬剤師2名が参加して、普段使用しているお薬のわからない事などについて対応させて頂きました。このように今後も地域に密着した活動を行っていきたいと思っています
埼玉県薬剤師会主催
抗がん剤研修への参加
エース薬局上藤沢店は、胃腸内科の門前薬局の為、がん患者に遭遇するケースはほとんどないのですが、先日在宅にてがん患者の対応をすることになり、ちょうど良いタイミングで研修会が行われていたので参加して来ました。内容は肺がん領域における抗がん剤や、ノーベル賞でも話題となっている免疫療法などについてでした。現在、厚生労働省が示す患者の為の薬局ビジョンには、かかりつけ薬局や健康サポート薬局以外に、高度薬学管理機能をもった薬局についても示されています。患者数としては少ないですが、地域の患者様に頼られる薬局になる為には、こうした高度な知識が求められる場面にもしっかりと対応できる薬剤師にならなくてはと、研修をとおして感じました。
エース薬局上藤沢店
吉川 保雄
川越水上公園にて小江戸川越ハーフマラソン参加
先日、小江戸川越ハーフマラソンの応援に行ってきました。市民マラソンなので小さな大会だと思っていましたが、会場に向かう駅からしてすでに大混雑で、1万人以上が参加する大会とは結構大きい大会なのだと実感しました。また、地域の太鼓を演奏する方たちが威勢よく演奏していたり、各企業のブースが、所狭しと並んでいて、とても活気のある大会でした。
遠藤社長および調剤部などのエフケイの選手達は、オリジナルTシャツを着て走り切り、一人も脱落することなく無事に終えることが出来てとても良い大会でした。来年は自分も参加できればと思っています。
エース薬局豊玉店
田辺 真
推薦図書
総合診療医が教える「よくある気になるその症状」レッドフラッグサインを見逃すな!
岸田 直樹
先日、埼玉県薬剤師会学術大会へ行ってきました。その中で総合診療および感染症の専門である岸田直樹ドクターのお話しがとても興味深いものでしたので一部を紹介いたします。
今後薬剤師に求められているものは対物業務でなく対人業務が求められており、対物業務はいずれAIに置き換わり対人業務を行えない薬剤師は淘汰されていく。対人業務のスキルのひとつとして薬学臨床推論があり、それは患者が抱える問題、特に訴えに対して情報収集してアクションを起すためツールで、OTCなどのセルフメディケーションの場や、服薬指導および在宅医療の現場で活用できるということでした。今回推薦する図書は、調剤薬局やドラックストアの現場において、患者の症状を正しく判断し、OTCで十分対応できるのか?またOTCではなく病院への受診勧奨が必要な症状なのか?を判断するために、レッドフラッグサイン(危険な兆候を表す症状)をチェックリストとして用いており、視覚的にもわかりやすくなっています。特にOTCの現場でよく聞かれる、「かぜ症状」「痛み症状」「胃腸炎症状」の対応方法について記述されているので、ぜひ薬剤師だけでなくドラックストアに勤務している登録販売者の方々にも読んで頂きたい本です。
エース薬局上藤沢店
吉川 保雄
キラリ☆ふじみにて 市民の為の健康フェア実施!!
先日、富士見市にある「キラリ☆ふじみ」にて、市民の為の健康フェアを開催しました。以前から地域の方々の為に、何か健康に寄与することが出来ないか?と考えており、それが実現出来た事が、とれも嬉しく感じています。今後は、違う地域でも出来るようにしていければと思っています。
エース薬局上藤沢店
吉川 保雄
医療機関から提供される検査値と今後の保険薬局の役割について
先日、埼玉県薬剤師会主催の研修会に参加して来ました。
内容は「医療機関から提供される検査値の薬局における活用」についてでした。
現在、病院やクリニック等からの処方せんに検査値や疾患名が併記されているものが増えてきています。最近の調査では院外処方せんに臨床検査値が記載されている割合は、全体の約5%で疾患名については約3%となっていますが、今後この割合は増えていくと予想されています。
また、薬局においても医療機関から検査値等の情報提供があったと回答しているのは半数以上あり、検査値を表記したことで疑義照会率が上昇したというデータも発表されています。
具体的に検査値等からの情報によって疑義照会した内容としては、腎機能(クレアチニンクリアランスやeGFRを参照)に関わるものがほとんどで、それ以外に肝機能や血清K値やPT-INR等もありました。これらの検査数値等を踏まえて、疑義照会を実施している薬局も増えてきています。
このことから、今後こうした検査値等の情報は医師との連携にあたって必要性が高いと考えられ、薬剤師もこうした検査値への対応が出来るようにならなくてはと研修と通して感じました。
入間市介護支援専門員および薬剤師合同勉強会へ参加
先日、入間市民活動センター(イルミン)にて、薬剤師および介護支援専門員との合同勉強会を行いました。目的としては、地域の介護支援専門員さん達と顔の見える関係になることで、各グループに分かれて座談会形式で話し合いを行いました。内容としては、薬剤師が在宅業務にて出来ることや、介護支援専門員にはどのようなことを相談したら良いのか?など各自普段から疑問に思っている事を話し合いました。今後、在宅業務が増えてくることが予想され多職種との連携も重要になってくるので、このような機会には積極的に参加していきたいと感じました。
エース薬局上藤沢店
吉川 保雄
エフケイ登山部?活動報告
10月3日、長野県にある御嶽山に登ってきました。4年前の噴火の傷跡が残っていましたが、紅葉が真っ盛りでとても綺麗な山でした
練馬区薬剤師会健康フェアへの参加
~エース薬局豊玉店~
練馬駅ビルの商業施設ココネリ3階イベントスペースにて練馬区薬剤師会主催の健康フェアが開かれました。
今回、当薬局に実習に来ている薬学生にも参加してもらいました。これは地域活動の体験を通じて、薬剤師が地域のみなさんに寄り添っている姿を学ぶきっかけになればと思い、参加してもらいました。
練馬区薬剤師会主催健康フェアの様子について
行われた場所が駅ビルということもあり、たくさんのお客さんが見えました。わずか2時間ですが、約100名の方が見えて、みなさん自分の健康を確認しに来ていて、特に人気だったのは血管年齢測定会でした。
また練馬光が丘病院の医師、薬剤師、栄養士の方々も協力していただき、栄養ミニ講座を開いていただき、その講座を聞きながら血管年齢測定会の順番待ちが出来る形になり、とても効率よくお客さんを誘導することができていました。
来て頂いているお客さんは健康に興味がある方々で、とても熱心に相談したりしていっていました。その方々は普段は自分のかかっている薬局があるのですが、そこで相談が出来ないから来ているのだと思うと、本来は近所の薬局がこうした健康フェアを開いて、地域の方々と親しい関係になることが地域の方を、チームで守る第一歩なのだとあらためて確信しました。
私に相談してきた方は、かかりつけになっている薬剤師さんがいる。その薬局の方はみんな親切で誰でもいいのだけれども、かかりつけになってと言われたからなった。しかし、その方に会えない。ならない方がいいのか?と言っていました。
私は、かかりつけの契約をしているのですから、毎月その薬剤師さんのシフトを聞いてみた方が良い事をお伝えしました。
かかりつけという名のもとに、かかりつけ薬剤師制度が推し進められていますが、かかりつけというものは患者さんにとってどういった形が良いのか、患者さん一人一人に何が必要であるのか、カスタマイズしていく必要があるのでは?そのためには、報酬ありきではなく、寄り添うことから始める必要があるのでは?と考えさせられました。
エース薬局豊玉店
田辺 真
エフケイ登山部?始動
先日、新潟県と群馬県の県境にある平標山(たいらっぴょうやま、標高1,984m)へ、上藤沢店のメンバー2人(吉川、神田)で登ってきました。今後も年に1、2回程度活動をしていく予定なので興味のある方は是非ご参加ください。
認知症徘徊声掛け訓練への参加 ~入間市上藤沢地区~
5月26日に入間市の上藤沢地区で行われました「認知症徘徊声かけ訓練」に参加してまいりました。入間市では平成26年度より実施されており、上藤沢では今回2回目の実施となります。そもそもこの声かけ訓練というのは近年増加の一途をたどっている認知症患者が、自宅から出た後行方不明になるという所謂「迷い人」となるケースが非常に深刻な問題となっており、地域ぐるみでこうした方々をサポートする為に行われています。
具体的な訓練内容ですが、最初にどのように声かけをしていくのか簡単なデモンストレーションがあり、その後グループごとに分かれ巡回エリア内の3箇所に配置された「徘徊役」の人に順番に声かけをしていくといったものでした。
話が変わりますが皆さんは「爪Qシール」をご存知でしょうか?入間市のオレンジリンクスという会社が考案した徘徊をする認知症患者の為の製品で、簡単にご説明しますと指の爪に貼ることのできるQRコードシールです。このQRコードを読み取ると登録者番号と市役所の電話番号が表示されるという仕組みになっており、徘徊をする方の爪や靴の踵、キーホルダー等にあらかじめ貼っておき、保護された時に市役所、または警察に登録者番号を照会することでスムーズな身元確認に繋がります。
今回の声かけ訓練の徘徊役の方々の爪や踵にはこの爪Qシールが貼られており、実際にQRコードを読み取る様子などを見せていただきました。爪Qシールが交付されるまでの流れとしては、入間市の場合認知症患者のご家族が地域包括支援センターなどに申込み、市役所の高齢者支援課から交付といった形になっています。現在市内で80人分配布されており、発見後15分で身元の特定ができた方もいらっしゃるようです。今後導入される市町村も増えていく事が予想されますので、この人大丈夫かな・・・と思った方がいらっしゃいましたら爪や踵にも是非注目してみてください。
今後は薬局としても地域の健康の輪を広げる為の一端を担う存在として、今回身につけた経験などを活かし活躍の場を広げていければと思いました。その為にも地域の方々と繋がれるこのような機会を大切にし、薬局主体の活動にも繋げていかなければならないと感じました。
エース薬局上藤沢店
神田 祐介
入間市藤沢地区医療介護連携会議
~身寄りのない独居の方への対応~
先日、入間市の藤沢地域包括支援センター主催の医療介護連携会議に参加して来ました。現在、一人暮らしをしている高齢者の増加は男女ともに顕著であり、高齢者人口に占める独居の割合は、男性で約10人に1人、女性では約5人に1人となっていて、男性と女性でこのように性差が出るのは、女性の方が男性に比べ寿命が長い為だと思われます。
このように高齢者の独居の割合が増加してきた為、最近では『孤独死』が社会的な問題になってきています。この『孤独死』とは明確な定義はないのですが、一般的には一人暮らしをしていて、誰にも看取られず亡くなった場合等を指します。
この『孤独死』の問題点としては、社会的なコストがかかるということで、具体的には、遺体や遺品の処理等の後始末の費用やマンション等の資産価値への影響、近所同士の不信感、地域の不和(何故異変に気付かなかったのか?)等が挙げられますが、なによりも『孤独死』にまでに至るような孤立した生活が人間の尊厳にダメージを与えているという意味では、大きな問題であると思われます。
この問題を解決するために、現在各自治体では様々な取り組みが行われている状態です。今回の連携会議のグループディスカッションにおいても、どのような取り組みをしたら良いか、各事業所から色々な意見が挙げられました。具体的には、ICタグでの位置情報確認、情報送信機能付き血圧計の利用や人感センサー利用など、ICTを活用したもの。新聞やヤクルトの配達員による声掛けなど、民間企業を活用したもの。近隣住民の互助機能の組織化や地域サロンの開設などコミュニティー意識を掘りこさせる取組み等が意見としてあがりました。
このような様々な意見があがる中で、感じた事は、薬局は身寄りのない独居の方へのアプローチとして何が出来るのか?ということです。現在、介護保険を利用されている方には、居宅療養管理指導で訪問して相談を行うことが可能で、そのような薬局は増えてきてはいますが、介護保険を利用していない身寄りのない方へのアプローチは難しい問題だと思われます。こうした身寄りのない方でも気軽に相談のれるような、地域コミュニティーの創設にかかわる薬局づくりが今後、地域のニーズに答えられる薬局ではないかと、今回の連携会議に参加して感じました。
エース薬局上藤沢店
吉川 保雄
飲食店紹介
先日、調剤部のメンバーと共に入間市にある大盛りで有名な定食屋『古都』へ行きました。たくさん食べたい方には、是非一度は経験してほしいお店です。
AJDセミナーレポート『医療の方向性』について
先日4月法改定に向けたセミナーに出席してきました。
今回のテーマは「地域に寄り添う医療介護を目指した医療の方向性」について薬局が取り組むべきことを交えた講演でした。
超高齢化社会に向けて大きな転換期を迎える中、薬局のあるべき姿が明確化されてきていますが、実態としてはまだまだ薬局の機能性が地域に認められていないという現状があります。
2018年の改定においては医・薬・介すべてで地域包括ケアの推進が大きく打ち出されていますがその中で薬剤師がどう関わるのか、やっていかなければならないのかを積極的に考え実践していく必要があると感じました。今回の報酬では在宅の手厚さが思いのほか少ない、それは薬剤師に対する国の評価でもあります。2025年のキーとなる年や10年後も継続的に生き残るためには薬剤師の職能を真剣に見つめ直し、どうアピールしなければいけないのか考えなければいけないのだと切に感じました。現状多職種の方々には薬剤師に何ができるのかまだ理解されていない所があるので、まずは地域の輪、包括支援の枠に入り、薬剤師の職能を理解してもらうよう取り組んでいく必要があります。
その為に、まずは多職種との医療連携を構築すること。特に国は薬剤師による在宅実績のエビデンス(管理、提案、栄養等)のデータをもっていない。これは今後薬剤師が取り組んでアピールしなければならない事です。他にも薬局としてやれることはたくさんあります。例えば、行政が抱える問題を聞ける薬局になること、地域包括が抱える難題を知り、地域の根幹となる部分にどんどんアプローチしていく必要もあります。包括支援の輪に入らなければ意味がなく、そこに入るためには地域の取り組みに積極的に参加すること、講習会の開催や参加を定期的に行う(協賛も良)、地域包括支援センターの困りごとには積極的に耳を傾け「うちに任せてください!」と言えるようになること。その積み重ねが信頼を生み結果として認知されることに繋がってくるのだとも思います。
今後、調剤報酬の段階的な減算は続くと予想されています。対人業務が手厚くなる以上、在宅業務は避けては通れなくなり、施策に逆らった医療提供に今後はありません。また、調剤報酬だけに目を向けるのではなく、診療・介護の知識ももつことも重要となってきています。それにより新たなビジネスモデルのイノベーションが生まれる可能性があることや、地域包括の連携構築に役立てることもできます。
取り巻く現状に調剤薬局の運営を重ねると難しいことが多いですが「ものから人へ」の転換においてはICT化+ハード面の充実が運営としてもキーポイントとなることは間違いありません。
当社としても地域に根付いた医療提供、信頼される薬剤師としての地位を確立できるよう先んじてチャレンジしていければと思っています。
エース薬局新所沢店
大熊 桂人
リバティ狭丘にてお薬講演会を行いました。
先日、入間市にあるリバティ狭丘にてお薬講演会を行いました。今回このようなお薬講演会を行うきっかけになったのは、以前こちらの施設で参加した『認知症サポーター養成講座』に参加し、講演終了後に講師の方やリバティ狭丘の支配人および地域包括支援センターの職員の方々と談笑していた際に、エース薬局さんでも何かしてもらえないか?という依頼があった為です。最初はさてどうしたものかな?と一瞬思いましたが、ある言葉が頭によぎり「ではお薬講演会はどうでしょう?」ということで、了承を得て、今回お薬講演会を開催する事に至りました。
その頭によぎった言葉とは『薬剤師の地域活動』という言葉で、昨今厚生労働省からの通知や調剤報酬の改定(かかりつけ薬剤師の項目)の際に必ず出てくるキーワードとなっています。今回お薬講演会を行おうと思ったのは、病気や薬を知ってもらう事で、エフケイの企業理念である『地域社会と心と身体の健康への奉仕』を薬剤師として実践でき、それが地域の方々の健康へとつながると思ったからです。
今回の講演内容は、生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)とこれらのお薬の作用及び副作用について講演を行いました。実際にお薬講演会を行ったことで、もう少し簡単に説明すれば良かったとか、スライドの文字をもう少し大きめにしておけば良かった等、反省点が多々ありしたが、ものすごく自分自身も勉強になったと実感しました。
今回はお薬講演会という内容で地域の方々にお薬を知ってもらう機会を作りましたが、今後もお薬講演会だけでなく、薬剤師として地域貢献できるような活動を続ける事や、また他に薬剤師として何が出来るのか?を今回の活動を通して考えていきたいと思いました。
エース薬局上藤沢店 吉川 保雄
緑町薬局にて東さんの『気軽な手話講座』開催!
先日、所沢市にある緑町薬局にて手話講座が行われました。この手話講座を始めたきっかけは、緑町薬局に新しく入社された聴覚障害をもつ東さんとのコミュニケーションからでした。話をするのも、話を聴くのも寄り添って丁寧に時間をかけて行わなければ、勘違いおよび思い込み等で調剤ミスにもつながり、一大事になってしまうからです。
また、こうした手話講座を行うことで、聴覚障害をお持ちの外来患者様にも、手話で薬の内容を説明し、より薬への理解が深まると感じた事も手話講座を始めたきっかけの一つです。
今まで筆談でしか通じなかったことが、手話によって、より早く、より親密に会話が出来ると、今回の手話講座を通じて実感できました。
緑町薬局 川浪 明子
緑町薬局 東さんにインタビュー
入社のきっかけは?
子育てと両立できるように自宅から近い、ドラッグストアもできる企業で視野を広げたいと思いました。さらに障害があっても自分の力を最大限生かしたい気持ちが強く、実際にお会いしてオープンな姿勢が感じられたところを選びました。実際に勤め始め、薬局を数年離れている間にジェネリック薬が普及し、知識も薄れてしまっていたことに愕然としています。今、上司や先輩に指導していただきながら、改めて調剤薬局の仕事の面白さ、やりがいを発見しているところです。
ドラッグストアや調剤薬局を幅広く手がけているため、社内で看護師や栄養士他多様な職種と連携して施設や在宅訪問もでき、薬局内で完結せず地域の方ひとりひとりの顔をみて貢献できる会社だと感じています。私も薬局で調剤をすすめるだけでなく、手話を生かして聴覚障害のある患者様に服薬指導ができるよう薬剤師として幅広い知識を身につけていきたいです。